アンブレラ・アカデミー PVCフィギュア 6体セット [アメコミ関係]
ちょっとマイナーな部類かもしれないアメコミネタですよ、はい。
アンブレラ・アカデミー PVCフィギュア 6体セット です。
国内でも小学館集英社プロダクションから発行された「アンブレラ・アカデミー」の
主要キャラを立体化したフィギュアセットになりますよ。
世界中で妊娠していない女性から子供が生まれるという異常事態が発生。
天才発明家ハーグリーヴズは、そのうち7人の子どもたちを引き取ることを発表し、
「世界を救うため」と言う言葉を残して姿を消した。
数年後、エッフェル塔が発狂すると言う奇怪な事件が起き、
特殊能力を持った子どもたちが突如姿を現す。
そう、彼らこそハーグリーヴズが育てた
“世界を救う”7人のヒーローたち
アンブレラ・アカデミーだった!
以上、背表紙のイントロダクションより。
これだけ読むと超能力を持った少年少女たちヒーローチームが活躍する内容だ
と
思うかもしれませんが(確かに最初のエピソードは…)、本当の物語は
エッフェル塔が発狂した事件(スゴイ事件ですね、笑)から20年後、
ある出来事がきっかけで彼らが再び集まる事から始まります。
No.1/スペースボーイ
もう既に只事でない雰囲気のこの姿(笑)
No.1は平和のため宇宙に飛び出しますが事故に遭い、
ハーグリーヴズによって「実験的手術」を行われてしまいます。
結果が火星ゴリラの体と人間の頭を持つヒーローの誕生デス。
実験的すぎるだろ、ハーグリーヴズ!(ちなみにこの
ハーグリーヴズ自身にも重大な秘密があって…
開始数ページで明かされます、笑)
強靭な肉体ながらも体を這うカテーテルが特徴ですね。
登場するキャラは皆、何かしらの制限や障害を持たされてもいます。
ちなみにこの世界ではチンパンジーなど猿が進化させられていて
(ハーグリーヴズによって)、人間社会に普通に喋る猿などが馴染んでたり。
大きさは10数センチくらいですが、このボリュームですのでなかなかの迫力。
コミックを再現したカラーリングも雰囲気バッチリですねー。
とりあえずスペースボーイは是非ともメズコあたりから
アクションフィギュアでも発売して欲しいデス。
No.2/クラーケン
いわゆるダークヒーロー的な、ニヒルな2番手。
No.1に対抗心を持つのもお約束(笑)
ストーリーなども割りと王道な感じなのですが、
すごく何と言うか…個性的なんですよー。
片目のドミノマスクが特徴的。子どもの頃片目を失ったそうですが…
そのエピソードが描かれる日も…来るのかな。
ニヒルで捻くれていて粗暴だったりするのですが、
それもまあ愛情の裏返しだったりする不器用な人って感じ。
No.3/ルーマー
エッフェル塔の事件以降、いろんな事件に遭遇したであろう彼らですが、
今回のエピソード開始の時点では全員バラバラに。このルーマーも、
普通の生活を送っていた様子(ちなみに子どもがいます)
そんなアカデミーの人間関係が良く現されているのが2話のサブタイトル
「顔を合わすのは結婚式と葬式のときだけ」。このタイトルは秀逸。
劇中に比べるとちと面長な気もしますが、
まあこのサイズなので大目に見てあげてもいい出来かと。
塗装やプリントなどはキレイですよー。
No.4/セアンス
捉えどころのない飄々とした感じが良く出ているかと。
目立った能力としては、飛べます、彼。
いつも裸足なのも歩く必要がないからですかね?
手の平のタトゥーもプリントでしっかり再現。
何だかひょろーんとした造詣と表情になっていますが(笑)
No.5
彼にコードネームはありません。
と言うのも彼はその時ソコにいなかったため。
彼の帰還も事件のキーのひとつになっています。
あ、そろそろ物語自体も気になっている人もいるかもしれませんね(笑)
ほらほらコミック買っちゃいナヨ~(悪魔の囁き)
外見は子どもなので、6体の中でも特に小さいです。
小さいですが、塗装など気合が入っていますよ。
一応は主人公と言うか語り部的なポジションのキャラだったりします。
いつも手にしている懐中時計もちゃんと再現。
そう言えば、グッズとしてこの懐中時計も商品化されるみたいですね。
気になりますが結構なお値段なんですよね…。
NO.6/ホラー のフィギュアはありません。
なぜなら…詳細はコミックで(笑)
No.7/ヴァーニャ または ホワイト・バイオリン
チーム結成時、彼女は何の能力も発現させなかった…しかし。
今回のエピソード『~組曲「黙示録」~』のキーキャラクターです。
その姿は原作のジェラルド・ウェイがツアーの合間の昼食で見かけた
窓際に飾られた白いバイオリンを見て思い付いたとのこと。
あ、今更な説明ですが、この「アンブレラ・アカデミー」は
アメリカのダークホース社のコミックで、原作はロックバンド
「マイ・ケミカル・ロマンス」のジェラルド・ウェイと言う異色作です。
またアートワークはブラジルの作家ガブリエル・バー、
各話表紙はジェームズ・ジーンと言う布陣。
ガブリエル・バーによる絵はマイク・ミニョーラの影響もあるようで、
カートゥーン調のメリハリの効いた活き活きとしたタッチがお気に入り。
日本版コミックにはこのミニシリーズ1篇とショートストーリー2編、
インタビュー記事に設定画など盛り沢山な1冊で満足度高し。
こんな感じの傘を模したパッケージに入っておりました。これは捨てられない(笑)
このままだとスカスカなので台座など入れてディスプレイしたいところですね。
と言うわけで アンブレラ・アカデミー PVCフィギュア 6体セット でした。
iPod/iPhone向けの電子コミックで1巻だけ観てはいましたが(無料なので、笑)
やはり日本語でストーリーが理解できると思い入れが全く違いますね。
ただのスーパーヒーローモノではなく、様々な要素が放り込んであるものの、
話のテンポは良くてサクサク読めます。キャラの設定とストーリーとが
密接に繋がっているため、サクサク進みつつも個性的なキャラが
とても印象的。そんな魅力的なキャラなので、
もっと商品化して欲しいものですよー。
↑アフェリエイトではないのでお気軽にどぞー。
っと、言う訳で・・・欲しくってたまりませんw
おもしろすぎ・・・アンブレラ・アカデミー・・
どこか・・・ヘルボーイとウォッチメン・・・足して二で割ったみたいなw
でも、探しても・・・なかなか売っていない・・・
何回売り切れの文字を見たことか・・・はぁ・・・
個人的、お気に入りは・・・クラーケンとNO.5・・
以外にもですか?w
スペースボーイも・・もちろんド直球ですが♪
いや~久々におもしろいアメコミを読ませていただきました♪
さぁ~次は・・・オークション辺り探してみようっと♪
by akikke (2010-06-10 13:02)
■akikkeさん■
ふふふ、やっぱり読んでしまったら欲しくなってしまいますよね!w
アカデミー自体もX-MENとサイボーグ009を足して二で割ったみたいな設定ですけど、
だからと言ってストーリーが何かのマネにはなってないんですよねー。
こちらもお借りしたアメコミで楽しんでおりますよー♪
ニューアヴェンジャーズはあのメンツが揃うと、
スパイダーマンでさえボケに回るんだーとか
微笑ましくなりますw キャップかっこいい~。
by NT (2010-06-10 21:29)