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キングダム・カム バットマン [アメコミ関係]

“覚悟せよ。度肝を抜かれる”は映画「ダークナイト」のキャッチコピーですが、
なぜかこのコピーからアレックス・ロスのコミック「キングダム・カム」
(翻訳版:小学館プロダクション 1998年刊)も連想するワタシ。

そんな「キングダム・カム」から、

キングダム・カム バットマン を。

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これまたDCコミックのエルスワールド作品。
フィギュアはDCダイレクト製になります。

ある事件をきっかけにスーパーマンが姿を消し、
世界には新世代のヒーロー達が蔓延。しかし彼らは
かつてのヒーロー達とは違い、互いの力を誇示するだけの
人類の脅威でしかなかった。見かねたワンダーウーマンは
隠居していたスーパーマンを再び表舞台へと連れ出すのだが…
と言うのがストーリーの始まりで、バットマンもすでに老人となり、
スーパーマン達とは違う方法で活動(や暗躍)をしていたりします。

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このスーツはクライマックスにおいて、激突する超人たちの真っ只中に
飛び込んでくるシーンにて着ていたもの。ほとんどパワードスーツですね。

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ブルース・ウェインの体は過去の戦いで傷つき、
普段の生活でも補助ギプスが必要なほど。

炎や稲妻、謎の怪光線(笑)が飛び交う戦場に赴くのですし、
これでも足りないくらいかもしれませんね。
しかも、いきなり対峙するは武装したワンダーウーマン…。

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戦闘中は口元も装甲で覆われる描写もありましたが、
フィギュアではマスクオフで。

首は回転のみ…と言うか、本体の可動部は全て回転のみ。
毎度のDCダイレクトですが、ここまで来るとむしろ潔いです(笑)

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特徴的なウイングは開閉可能。
プラ製で軽いので展開時も安定しています。

ちなみにこのウイングは組立式で、
展開部のヒンジの軸も自分で入れる必要があります。

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前述どおり可動はオマケ程度と考えましょうー。
肩、肘、手首、股などが回転するのみです。

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メカニカルなボディ。

アレックス・ロスの画集にちらっと描画検討用?の自作フィギュアが載っていますが、
ボディはロボコップのフィギュアを使っていたみたいですね。
そう見ると、なんとなくソレっぽい気もしてきますねー。

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劇中では空中戦を繰り広げていました。
背中のコレがノズルですね。

ついでにウイングからはレーザーも出てました(笑)

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右手にはランスのような武器も。
左手のはバックラーのような小型の盾なのでしょうかね。

物語が始まる段階でバットマンはゴッサム・シティを掌握しており、
多くのロボットガードを治安に当てているのですが、
それらも似たような武器を持っていますね。

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もうひとつ付属品。台座が付きますよ。

ReActivatedと言う再販シリーズ(なのかな)と言うことで、
そちらのロゴが入っていますね。

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マント無しで。どことなくロボコップしてますね(笑)

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マスクの下はこんな風に歳を取っています。
渋い! カッコイイ!

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と言うわけで キングダム・カム バットマン でした。

ヒーロー達の再生を扱ったとても重い話の「キングダム・カム」ですが、
アレックス・ロスの驚異的な画力もあって、ぐいぐい引き込まれます。
アメコミ好きな方でもし未読な方がいましたら、是非にオススメ。
刊行から時間は経っていますが、決して色あせない名作。
“覚悟せよ。度肝を抜かれる”こと間違いなしですよー。

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メガ「でもバットマン主人公じゃないよね…って、うわ! いつの間に? き、聞いてた!?」


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